関係部署すべてが緊張感を持って取り組む業務の一つが「テスト」です。新しいアプリ開発、サービスのバージョンアップ、新機能の追加など、お客様にリリースする前に動作確認して不具合を修正する作業です。このように文字にまとめてしまうと、あっさりした作業に感じられますが、リリース前の非常に重要な作業で注意力も集中力も根気も必要で、テスト中は、時折、ため息も聞こえてきます。

たとえばPC、タブレット、スマホなど端末を選ばないレスポンシブWebデザインのサービスは、どれでも見やすく表示されるかどうか、また、OSの問題、スマホであればAndroidかiOSなどでもチェックしていきます。さらに、インターネットを見るWebブラウザ、Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari、Firefoxなど主要ブラウザでのチェック、同じブラウザでも使用されているバージョンでのチェックもあり、テストを計画することも大変です。

「あれは?」「これは?」などと、お互いが何をしているかを知っていなければ分からない指示語が飛びかい、問題点があるとエンジニアに確認するためにバタバタ走る足音が聞こえてきます。本当に気を抜けない作業が続きますが、その中でふとテスト項目以外のことに気づくことがあります。このクリックボタンの位置、少し使いにくくないか、タブの切り替えが分かりにくくないかなど、感じたことは必ず記録しておいて、テスト後に皆で話しあいます。

テスト作業を繰り返していると、ユーザーに近づいていくような気持になります。毎日、忙しい中で弊社のサービスを利用していらっしゃるときに感じることを、多少なりとも追体験しているのではないかと。不具合を発見するだけがテストではなく、テストの先にユーザーが見える、そうしたテストをしていきたいと思っています。