eラーニングの教材コンテンツとしては、セミナー動画が一般的です。セミナー動画は、社長の年度方針、会議でのプレゼン、外部講師のセミナーなどを1時間とか30分とかライブをそのまま録画して配信されます。会議室を防音にしてすぐにスタジオにできる、そこで研修を録画するといった企業もあります。最近は、5分~10分ほど短い動画を作ってスモールラーニングとして見せたいという希望も増えています。eラーニングではありませんが、ネイルサロンの施術を撮影して動画で共有してスマホで見てもらう、コストを掛けて動画を作るのではなく、スピード優先といった動画利用ですね。配信だけではなく、動画制作も視聴も普通になっています。

企業のユーザーサポートの場面でも、動画が使われています。たとえば、ソフトウェアなど操作内容を文字におこして説明するのではなく、実際の操作画面をキャプチャーして見てもらうことが増えてきています。ネット環境が整っていけば、動画配信、動画で学ぶといったニーズはより多くなると思います。情報を伝えるツールとして動画は、外国人の方にも情報が伝えやすくなるというメリットも持っています。

そして世代差です。ディスプレイを見て、クリックボタンを探すか、タッチするかは、世代によって違うと言われますが、タッチ世代である中学生や高校生にとって動画で何かを伝えることは当たり前になっていますね。動画編集技術にも慣れていて、切る・つなげる・文字を入れる・エフェクトをつけるなども速い。今後、動画を作る、動画で表現することのハードルがどんどんなくなっていくと思います。そうした将来に向けて、動画コンテンツのあるeラーニングについての啓蒙活動も必要ではないでしょうか。


M:社員教育の充実が社員の満足度につながり離退職を防ぐ、いわゆるリテンション施策になると言われています。そのために時間や場所の制限がないeラーニングによる研修の導入が進められています。手軽で分かりやすい上に繰り返し見ることができる動画は、教材として魅力があります。講座後に、アンケート結果や質問に対するフィードバックを、動画にまとめてアップロードするなど、これまでだったら印刷物やスライドで提供されたような内容が動画で情報伝達されています。
また、弊社サービスも多言語展開の必要性が高くなっています。社内においても留学生のインターンシップ受け入れなど多言語対応を検討中です。アジアをはじめグローバル展開を考えている弊社にとって、海外に本社を持つ企業でありグローバル展開の経験もある株式会社カテノイドとのパートナーシップは、今後より重要になっていくと期待しています。